2023/03/02 13:30


本稿は、ニューヨーク市に住むストリート・ステッカー・アーティスト、ジョン・ジョンについてのものである。
ストリート・ステッカー・アートの一部であり、グラフィティ・シーンでも重要な存在である。ストリート・ステッカー・アートは、グラフィティの歴史から発展してきたものであり、メッセージ性やイメージ性が重視される。



ジョン・ジョンが作るステッカーには、彼のいとこをモチーフにしたものが多く含まれている。このいとこは、2010年に自殺したため、彼の作品には自殺についてのメッセージも含まれている。

また、自身の顔をモチーフにしたステッカーを作っており、これは彼の代表作となっている。ストリート・ステッカー・アートは、誰でも簡単に参加できるアートであり、民主的な性格を持っている。ジョン・ジョンは、ステッカー・アートの普及や多様性の拡大に努めており、他のアーティストの作品を収集し、自身の作品も精力的に制作している。彼の作品は、ストリートでのアーティストたちとのコミュニケーションの場でもあり、彼らとの交流を通じて成長している。本稿は、ジョン・ジョンのアート活動を紹介するとともに、ストリート・ステッカー・アートの世界についても解説するものである。